小学生の学びは、型と続けやすさで選ぶ
紙のドリル、通う塾、届くタブレット。三つの型は、親の手間の置き場が違う。どこに手間を置けるかが決まれば、型が決まる。

3つの型(紙・塾・タブレット)
小学生の教材は、おおよそ三つの型に分かれる。紙のドリルは1冊単位で買い、机の上で終わる。塾は通う時間が決まり、人が横につく。タブレット・通信教育は月額で届き、端末が採点や進み具合の記録を持つ。違いは中身の良し悪しより、親の手間をどこに置くか。丸つけを親がするのか、教室の先生がするのか、端末がするのか。まずそこを決める。
低学年と高学年で変わること
低学年のうちは、机に向かう習慣そのものが中身になる。短く終わる紙のドリルや、端末が終わりを告げるタブレットが向く場面が多い。高学年になると、教科ごとに得意と苦手が分かれ、単元が積み上がる。自分で進められる子には無学年式の教材、伴走が要る子には塾や添削付きの通信が候補になる。学年が上がったら型を見直してよい。同じ型を続ける必要はない。
苦手を直すのは「戻れる」教材
苦手の多くは、いまの単元ではなく前の単元に原因がある。直すには、学年をさかのぼれる教材が要る。紙なら前の学年のドリルを1冊買い直す。タブレットなら「学年をまたげる」欄が◎か○のものを見る。塾なら体験のときに「前の学年に戻って教えてもらえるか」を聞く。できること表の「学年をまたげる」は、このために置いた。
中学受験するかしないか
受験するかどうかは家庭ごとの判断で、当サイトはどちらも勧めない。ただ、教材の型は変わる。受験に向かうなら、集団塾や受験向けの通信教育に、学校とは別の範囲と進度がある。受験しないなら、学校の教科書に沿った教材で足りる場合が多い。決めかねている時期は、教科書準拠の紙と、無学年式のタブレットのどちらでも進められる。決めた日に型を変えればよい。
親が横につけない日
毎日横につける家庭は少ない。つけない日に何が起きるかで型を見る。紙のドリルは丸つけが溜まる。タブレットは自動採点と親への通知で、離れていても進み具合が見える。塾は通えばその日の分が終わる。できること表の「自動採点」「親への通知」は、つけない日のための欄。用途の「親が横につけない日」で絞ると、それに向く教材だけが残る。
やめやすさを先に見る
始める前に、やめ方を見る。タブレット・通信教育は、専用端末の代金が「何か月以上の継続で無料」と条件付きのことが多く、早くやめると端末代が請求される場合がある。退会の連絡先(電話か、Webか)と締切日も各社で違う。塾は入会金と、退会の申し出の期限。紙のドリルは1冊で終わるので、やめるという行為がない。できること表の「退会のしやすさ」と、各教材の note にまとめた。